円安と猛暑、政府「うちわ省」創設へ KOSHENは水泳大会に改名の方向

 

政府はきょう、記録的猛暑と円安に同時対処するため、新組織「うちわ省(仮)」の設置を検討すると発表した。省名の由来はそのまま。初代大臣は「とりあえずあおぐ」と基本方針を示し、全国に巨大ミストゲートを配備、通過時にポイントが貯まる「マイミスト」制度も導入される見込みだ。

一方、甲子園はグラウンドの気温が鉄板焼き並みに達し、急きょ散水を強化。結果、外野が浅瀬と化し、審判団は「本日の試合は水深のため水泳競技に準ずる」とアナウンス。選手はスライディングの代わりにクロールを披露し、アルプススタンドからは「それでも青春だ」の横断幕が掲げられた。

円安の影響は自販機にも波及。都内では「100円玉が軽く感じる」との苦情に対し、メーカーが「気のせいです」と回答。JRは外国人観光客向けに「円を見る会」を開催し、参加者がそっと募金する謎イベントに発展した。

専門家は「暑さには日陰、通貨には日陰相場が効く」とダジャレで締め、会見場の温度はさらに上昇。うちわ省の初仕事は、まず記者会見の冷房スイッチを探すことになりそうだ。