大阪気象台、たこ焼きで天気予報へ大胆転換「ソースの粘度が命やで」
大阪気象台は本日、たこ焼きの焼き具合から天候を読み解く「たこ焼き気象予報システム」を導入したと発表した。担当者は「気圧より鉄板。等圧線より粉モン」と胸を張り、通天閣下の試験屋台で実証をスタート。生地がぷくっと膨らめば高気圧、竹串がズブッと刺さるときは降水確率70%とのこと。
初日の難波会場では、ソースの粘度が平年より1.3倍を記録し「湿度注意報」を発令。会見に現れた近所のおばちゃん気象アドバイザー(自称)は「マヨの筋がずれたら風強い、これ常識」と断言。記者からの「科学的根拠は?」に「味が濃い日は洗濯物乾かん」と一蹴した。
一方、枚方のテストでは紅しょうがが勝手にダンスを始める現象が観測され、気象台は「上空のシソジェット気流」の存在を示唆。さらに夜には天神橋筋でソースが鏡面反射し、月見たかどうかで翌日の体感温度を補正する新アルゴリズムが導入された。
岸和田方面では、屋台の回転速度が上がると突風が発生する相関が確認され、祭りの太鼓のテンポで暴風警報を出す検討も。大阪府は「傘を忘れても串は忘れない」を合言葉に、各家庭に竹串1本の常備を推奨した。
なお、万一予報が外れた場合は、たこ焼き8個無料券が配布される予定だったが、阪神優勝セール並みに行列が想定されたため、現在は「ソース増し」で手打ちになる見込みである。
