寝るのは端末に任せよう?夢をクラウド同期する「NapProxy」発表
スタートアップ「スヤァテック」は今日、ユーザーの代わりに睡眠を担当する腕時計型デバイス「NapProxy」を発表した。本人は起きたまま働き、寝るのはデバイスがクラウドで代行するという暴れ技だ。朝には「睡眠レポートPDF」「夢のハイライト30秒」「いびきBGMのLo-Fiリミックス」まで自動生成。家族プランでは代理昼寝を分け合える。
仕組みはAI羊カウントモデル「SheePT」。個体差を学習し、羊の毛並みやジャンプフォームまで最適化。プレミアムではアルパカも解禁される。プライバシー面は「夢に登場した元カレは自動匿名化」とのことだが、寝言の全文検索が可能になった結果、社内で思わぬ相関図が浮かび上がり、総務が悲鳴を上げた。
カレンダー連携では「見るだけで疲れる会議」を勝手にREM相当に置換。一部ベータユーザーからは「夢で片づけたタスクがAsanaに登場して現実でも終わったことになっていた」と喜びの声が上がる一方、「夢の中で辞表を出し、現実でも送信されていた」という事故も報告された。
価格は月額980円。広告付き枕でさらに割引。電源は欠伸で充電できるが、ため息だとバッテリーが減る。注意書きには「本人が寝るとデバイスが過労で燃え尽きる可能性」とある。発売は来週火曜、ちょうど昼下がりのゴールデンタイム。体験会では記者全員が爆速で熟睡し、レビュー記事はデバイスが代理執筆したという。
